2021/05/19 01:00


イラスト タナヲ
当時の写真が一枚も無いのでイメージイラスト

当時使用して居たモニターヘッドホン MDR-CD900ST

MDR-CD900ST
1989年~1991年頃UPLでアーケードゲームの音楽と効果音制作風景をイラストをタナヲさんに描いて頂きました。
ゲーム基盤とヘッドフォンを直接繋いで聞いて居たので、異常な音が大音量で鳴り耳を傷め、それ以来「ピー」「キー」等の幻聴が聞こえるようになりました。今は治り幻聴は聞こえなくなったのですがこの経験からヘッドフォンは殆ど使いません。

90年頃は5インチのフロッピーディスが主流の時代
①OSはMS-DOS、40Mバイトハードディスクに音楽と効果音の音譜データとFM音源の音色データ(BASICの様なデータ)を保存
保存にHDDがカリカリ数分間鳴り続け
②保存したデータをアセンブル(NEC98でゲーム基盤に送る機械語に翻訳)してゲーム基盤に転送
PC98の画面には数字が大量に表示され数分待つ
③ゲーム筐体のキーとボタンで操作して音をチェック
この工程を繰り返しながら4オペレーターFM音源の音色を数値入力して効果音・楽器の音色を作って居ました。
FM音源の音色を少し変更を加え音がチェック出来る迄に漫画一冊を読めました^^

コナミとかセガ等音楽に力を注いでいる会社はもっと高度で楽な方法で制作して居ましたが…
UPLは酷い環境で辛かったです(´;ω;`)ウゥゥ
でもそんな中で作った音楽を今でも覚えてくれる人が居る事はありがたくて
作って良かったと思って居ます。当時の事を思い出したらまた続きを書きますね_(._.)_

続きはこちら→当時の自分の写真等掲載 https://leporo.thebase.in/blog/2021/05/19/113531